ニュース・レポート

会長あいさつ

皆さん、こんにちは。
久しぶりにお会いしますが、髪を切りすぎてしまい、急に寒くなったこの季節、余計に頭がスースーしております（笑）。どうか皆さんもご自愛ください。
さて、先日の西三河中分区の会合に出席した際のご報告です。以前から話題になっていた、南ロータリークラブさんの「コスプレ例会」がついに開催されたそうです。さらに来春４月には、桜城橋で観光協会とも連携した大きなコスプレイベントを計画されているとか。もしご興味があれば、皆さんも参加されてみてはいかがでしょうか。実は私、「コスプレ」と聞いて、以前は少し偏見のような目で見ていたことがありました。しかし数年前、私のお寺をイベントの着替え場所として提供した際、ある若い女性との出会いがその考えを一変させました。トイレで偶然言葉を交わしたその２０代の女性は、難病で臓器を摘出し、人工肛門をつけて生活されていました。私たちが想像もつかない苦難の中にありながら、彼女はこう語ってくれました。「コスプレをしている時は、病気の自分を乗り越えて『本当の自分』を表現できる。周りが私を見て、認めてくれることが嬉しいのです」と。それを聞いて、勝手な偏見を持っていた自分の心が本当に痛くなりました。彼女にとってコスプレは単なる仮装ではなく、自分自身を肯定し、社会と繋がるための切実な表現だったのです。
南クラブさんの活動報告を聞きながら、人が何かを表現することの尊さと、あの時の彼女の強い想いを改めて思い出させていただきました。

卓話：「宮崎街づくり活動報告」　梅村順一君

岡崎東クラブでは、女性が重職の幹事を務めるなど、クラブに新鮮な風が吹いています。

さて、近隣のアウトレット事情ですが、オープン当初の混雑は落ち着いたものの、渋滞対策で「左折入場」が徹底されています。そのため、岡崎東インターや本宿方面から来ると、右側の駐車場がガラガラに見えても右折では入れないんです。一度通り過ぎて、橋を渡ってＵターンして戻り、左折で入るしかありません。行かれる際は、このルールを守って入場してくださいね。

お配りした新聞で、私の地元地域でのボランティア活動をご説明します。まず表面、30日には親子で自然を満喫する「万足平デュアスロン2025」を開催します。その隣、愛知県の「公共ライドシェア」の実証も進めています。日中、空気ばかり運んでいるバスに何億円もかけるのではなく、住民が自家用車を活用する、いわゆる白タク事業の実験です。裏面をご覧ください。「マイタウン・マイロード事業」は、県の委託を受けた草刈り活動です。春と秋に行っていますが、メンバーの腕前はもうプロ並みですよ（笑）。
また、地元の宮崎保育園が園児数5、6名で休園の危機にありましたが、地域総出で躍起になって募集し、8名を確保して来年の存続が決まりました。さらに、内閣府の補助を受け、能登地震のような災害時を想定した「孤立集落状況把握支援訓練」も行っています。ワークショップなどで結構忙しい毎日です。ロータリーで学んだ「奉仕」を地元で実践しておりますので、機会があれば皆様もぜひご参加ください。ありがとうございました。