ニュース・レポート

2026.02.05 卓話:「岡崎聾学校の各部の活動紹介」岡崎聾学校 校長 能田康雄様・会長あいさつ

能田様卓話

目録贈呈

会長あいさつ

ロータリー財団寄付表彰

2月誕生日

卓話:「岡崎聾学校の各部の活動紹介」岡崎聾学校 校長 能田康雄様

岡崎聾学校校長の能田でございます。日頃より子供たちへ多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。本日は学校の概要と、活き活きとした子供たちの様子を写真と共にご紹介いたします。

本校の歴史は古く、明治36年に私立岡崎盲唖学校として開校しました。その後、昭和23年に盲聾が分離して愛知県立岡崎聾学校となり、今年で創立122年目を迎えます。現在、幼稚部から高等部まで合わせて107名が在籍しております。全国的に聾学校の児童生徒数が減少する中、100名を超える規模の学校は関東以外では珍しく、本校は西三河地区の広い範囲から子供たちが通う大切な学びの場となっています。幼稚部では、季節ごとの行事を大切にしています。5月の相撲大会や運動会、7月の七夕会、冬のクリスマス会など、様々な体験を通して成長していきます。特に2月の「お店屋さんごっこ」は、やり取りの力を育む大切な学習の場です。小学部では、ICTを活用した「ペンタゴン交流」が特徴的です。北海道、島根、熊本の聾学校や大学をオンラインで結び、クイズ形式の授業などで全国の仲間と繋がっています。また、地元のサッカーチームによる教室や警察署と連携した防犯教室など、地域との関わりも大切にしています。中学部・高等部でも、地域の学校との交流や修学旅行、キャリア教育に力を入れています。特に高等部では、筑波技術大学の先生や学生を招き、将来の進路について考える機会を設けています。部活動の活躍も目覚ましく、陸上部はロータリー様から寄贈いただいたユニフォームを纏い、全国大会で優勝を含む上位入賞を果たしました。卓球部も全国準優勝、バレー部も東海大会で優勝・準優勝を飾るなど、子供たちは本当に一生懸命頑張っています。

最後になりますが、皆様からいただいた大型の積み木や大垂幕は、子供たちの笑顔や活動の支えとなっております。これからも聾学校の活動を温かく見守っていただき、末長いご支援をいただければ幸いです。本日はありがとうございました。

目録贈呈

一、プラグラミング教材一式
右、社会奉仕事業として、岡崎東ロータリークラブ元会員の長坂功氏からの基金を基にお送りします。
令和8年2月3日 国際ロータリー第2760地区 岡崎東ロータリークラブ 2025-26年度会長 本田康英
愛知県立岡崎聾学校 様

会長あいさつ

暦は「立春」を告げ、冬のピークを過ぎて春に向かうようになってきました。まだまだ寒さを感じる日々が続きますが、それでも着実に春に向かっています。
3日の節分を、皆さんはどのようにお過ごしになられましたか。ご家庭で豆まきをした、恵方巻を食べた、節分の豆まき行事をしている寺院に行ったとか、この日を楽しみに感じながら迎らえた方もおられるかと思います。
節分の豆まきはご存じのように「鬼は外、福は内」と言いながら行いますね。これ言い方をかえれば、「自分に都合の悪いことは来ないで、都合の良いことだけ来てね」ということを願っていることになります。そもそも現実として、毎日毎日が様々な出来事に出会っています。自分に都合の良いことを求める思いは、私も持っていますので皆さんの心持も理解することが出来ます。しかしながら、そんなに都合の良いことばかりに出会うこともありませんし、自身の思いを超えて思いがけなく立ち止まることを余儀なくされることに出会うこともあります。これは避けることの出来ない事実です。
現在この行事は、それほど皆さんが意識をしておられませんが、習俗としての行事から宗教的行事となっています。宗教的行事であるとすれば、都合の悪いと思うことをどのように受け止めてどのように生活していくかがそもそも大切となるところです。仏教では、いわゆる様々に起きてくる出来事の下敷きになって喘ぎながら生きていくか、出来事を受け入れてその状況で自分らしく生きていくのか、その選択が私たちの求められているところです。皆さんはどちらを選ばれますか。