
2026.03.12 卓話: 「岡崎女子大学・岡崎女子短期大学へ」~私たちは新たな扉を開きます~ 岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 副学長 新井美保子様・会長あいさつ・3分間スピーチ
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卓話:「岡崎女子大学・岡崎女子短期大学へ」~私たちは新たな扉を開きます~
岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 副学長 新井美保子様
本日は岡崎女子大学・短期大学へようこそお越しくださいました。本日は「私たちは新たな扉を開きます」というテーマで、本学の特徴とこれからの展望をお話しさせていただきます。
「幼児教育の大切さと実践力の育成」
本学は「二葉幼稚園」をはじめとする複数の附属園から始まりました。創設者の本多由三郎先生が「優れた保育者を自分たちで育てたい」と、70歳の時に奔走して設立したのがルーツです。
保育とは単なるお世話ではなく、同じ目線で遊びながら「社会性」や「主体性」といった企業でも求められる人間力(非認知能力)の土台を育む、とても尊い専門職です。本学では、現代の若者に不足しがちな対人経験を補うため、独自の長期フィールド実習やボランティアを通して、現場で活きる「実践力」を徹底的に鍛え上げています。
少子化で保育職が敬遠されがちな時代ですが、私たちは創設者の「自分の道は自分で開け」という思いを受け継ぎ、歩みを止めません。いよいよ来月からは「共学化」を果たし、名称も「岡崎大学」「岡崎短期大学」へと生まれ変わります。
これまでの幼児教育の強みに加え、次のような新たな学びも展開してまいります。
・中高の教員免許の取得:中学校・高校の保健体育や、小学校の教員免許取得コースの充実
・健康・スポーツ専攻の新設:地域の体力向上や、一般企業で幅広く活躍できる人材の育成
お手元の大学案内やチラシもぜひご覧になってください。新しく生まれ変わる「岡崎大学」と学生たちの道を、今後とも温かく応援していただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました。
職業奉仕表彰: 大学学部長 蜂須賀 渉様
その他の出席の方々: 大学学長補佐 山下晋様、 短大学長補佐 野田美樹様、 法人事務局長 鈴木伸一様、 大学事務局長 片岡寿和様
会長あいさつ
昨日3月11日は、ご存じのように東日本大震災が発生した日です。あの日から今年は15年を迎えています。
これ以前も以後も大きな自然災害が発生して、甚大な被害を受けている方々が多くおられます。その中にあって、この震災は私にとって大きな示唆をいまも与えてくれています。
地震の発生当初から津波が押し寄せてくる状況を、テレビで視ていました。海水が白波を建て陸地に向かい、防波堤を難なく超えて町の中へどんどんと入ってくる。逃げ惑う人たち。まるで映画のシーンでもあるかと疑うほども光景だったと記憶しています。
夜を迎え寒さの中をやっとの思いで過ごした人たちの前に広がった状況は、がれきの山や基礎だけを残した住宅の跡、そして家族の安否を心配する思いだったと。
私は縁あって、震災の年の10月に仙台市、大川小学校、雄勝町(おがつちょう)に伺わせていただけました。ボランティアでもなく、ただ伺わせていただくだけの行程でしたので、被災者の方々に失礼ではないかと行くことを躊躇しましたが、それでもと伺わせていただきました。現地の方々は、とても歓迎してくださって、「物見遊山でも良いので、見たもの来たことを地元の方に伝えてください。私たちを忘れないでください」とおっしゃっておられたことに驚きと使命を感じたことです。
あの震災の時に「絆」という文字が掲げられていました。震災でとてつもない失望感をもった人たちは、人と人との繋がりの中で励まし励まされて復興へと思いを奮い立たせて、重たい体で日々の生活を送ってこらえたのだと思います。
今日、便利な社会となりなんでも出来るようになってきたと思っていますが、この15年も経っても元には戻らないし、いまも原発の状況は遅々として進まない状況です。自然の力の前に人間の力なんてものは、ほんとうにちっぽけなものだと自覚させられた私でした。
本日は、岡崎女子大学・女子短期大学を会場として例会を行う運びとなりました。ありがとうございます。ご存じのように、人間の基礎的な力を培う幼児教育の研究とそれを実践する保育者の養成校として、重要な使命を背負って運営をしておられます。特に今日、自分中心の在り方が目立ってきています。本来、社会は共同体です。相互の理解の上で成り立つ世界です。いよいよ人間関係性の基礎を十分に培う教育を明らかにしていただいて、これからの社会の本当の豊かさを作る人たちの育成をお願いするとともに、私どもも多分に力添えをさせて頂きたいと思います。
3分間スピーチ:小林大祐君
皆様、改めましてこんにちは。先日お話ししたばかりでネタも尽きかけておりますが(笑)、本日は私の人格の土台となった経験についてお話しします。
今、WBCが盛り上がっていますが、私も高校まで坊主頭で甲子園を目指した野球人でした。昨年は野村政弘さんのもとでソフトボールをご一緒する機会もありましたが、やはり野球こそが今の私を作ってくれたと感じています。
野球を通じて学んだのは、まず「チームワーク」です。一つの目標に全員で立ち向かう大切さを知りました。そして、昭和の厳しい時代ならではの「忍耐力」、さらには自分以外の誰かのために動く「利他の心」も育まれました。何より、恩師である監督から叩き込まれた「感謝」や「他人を思いやる心」が、私にとって一番の肝となっています。
こうした経験を通じて培われた想いを、これからはこの東ロータリークラブという素晴らしい伝統と格式ある場に捧げたいと考えています。「五つの奉仕」を重んじるこの場所で、その歴史の一助となれるよう、一つひとつの活動を丁寧にこなしていく所存です。
本日はご清聴ありがとうございました。